鳩山首相辞任 辞意に驚きの声 民主党両院議員総会(毎日新聞)

 2日午前10時から衆院別館の講堂で開かれた民主党両院議員総会。いつもなら開会間際には出席議員が交わす言葉でざわつくが、この日は静寂に包まれていた。開始5分前に鳩山由紀夫首相が会場に入ると小さな拍手が起こった。続いて小沢一郎幹事長が到着すると、鳩山首相は立ち上がって小沢氏と握手を交わした。菅直人副総理兼財務相とは会釈した後に軽く言葉を交わした。

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 10時2分。首相が壇上に立つと、会場からの拍手は30秒にも及んだ。「政治とカネに決別する民主党を取り戻したいと思っています。みなさん、いかがでしょうか」。呼びかけるような首相のあいさつには会場から時折、拍手がわいた。首相の言葉が「職をひかせていただきたい」と辞意に及ぶと、出席者から「へえー」と驚きの声が上がった。

 首相の発言は、普天間問題を巡る混乱の引責とともに、「政治とカネ」に多くの時間を割いた。また首相は「小沢幹事長にも政治資金規正法の議論があったのは周知のこと」と述べ、小沢氏にも責任があることをにおわせながら、幹事長辞任を求めたことを明らかにした。

 約20分のあいさつが終わると、立ち上がって拍手をする議員もいたが、大半は着席したままだった。

 総会は首相あいさつだけで終了した。首相は目にうっすらと涙を浮かべながら、渡部恒三元衆院副議長や菅副総理、高嶋良充筆頭副幹事長ら政府・民主党幹部と次々と言葉を交わした。

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